名古屋のだしとうま味の料理教室ねこまんまです。
「いかの塩辛」、好きなんです。ホカホカごはんの上にトロッとのったあのビジュアル。味、食感…好きなんです。
スーパーや北海道のアンテナショップなどで買いますが、手作りが一番美味しいんです。余計なものが一切入っていなくて安心ですし、好きなだけ食べられるからコスパもバツグン!
でも、「いかの塩辛」って作るの難しそう、そもそも作ろうと思ったことがない、という人も多いのでは? 「いかの塩辛は」は意外と簡単! 塩とちょっとの調味料でできちゃうから、ぜひ作って欲しいレシピです🐾
いかの塩辛
材料(作りやすい分量)
- いか・・・・・1杯
- 塩・・・・・・適量
- みりん・・・・小さじ1
- 酒・・・・・・小さじ1
- 鷹の爪・・・・1/2本
作り方 <いかの捌き方・動画があります>
- いかを水洗いする。
- 足の付根の上部に人差し指と親指を入れ、つながっている部分を丁寧に剥がし、足を胴体からゆっくりと引き抜く。
- ワタ袋についている墨袋、ワタ以外の内臓も取り除く。
- 足とワタを切り離す。
- いかの胴はエンペラを足の方向に引き、エンペラと胴と分ける。
- 胴⇒包丁で切り込みを入れ、1枚に開き、内側に付いている内臓をキレイに取り除く。
- ゲソはくちばしと目を取り除き、塩を振り、もみ洗いをして吸盤を取り除く。
- いかの捌き方はこちらを御覧ください。動画では皮をむいていますが、塩辛は後でむくので、そのままにしておいてください。
作り方 <いかの塩辛の作り方>
- ワタをキッチンペーパーにのせ、強塩(たっぷりの塩)をふり、冷蔵庫で最低3時間は寝かせる(1晩でもよい)。
- エンペラ、胴、ゲソは洗ってキッチンペーパーで水気をしっかりふいて、新しいキッチンペーパーにのせ、軽く塩を振り、冷蔵庫に入れて半日ほど乾燥させる(ラップ等をしない)。
- いかのエンペラと胴の皮をはぐ(キッチンペーパーを使うとやしやすい)。洗わず、塩はそのままにしておく。
- 胴は縦半分に切り、幅3~5mm幅に細長く切る。エンペラも同じ幅に切る。足は1本ずつに切り分け、3~4cmの長さに切る。
- ワタを洗い、水気をしっかりと取り除き、薄皮からしごき、包丁で叩いて乾いた容器に入れる。容器の中にいかの身(1杯の1/3位)の部分を入れ、塩を加える。
- 塩はいかの身とワタの総重量の3~5%。必ず味を見ながら加える。
- みりんと酒を加える。
- 好みで種を取り除いた鷹の爪を入れる。
- 冷蔵庫で保存し、毎日1回かき混ぜ、空気に触れさせる。

できました🐾あつあつのじゃがいもにバターと一緒にのせるのもイイね!
ポイント
- 食べごろは3日目から。10日~2週間位で食べきりましょう。
- 塩気が強い場合は、酒、みりんを足して調整します。
- いか1杯のワタで、身は1/3杯くらいの量で作ると美味しいです(残った身は炒めもの等に)。
- いかにはアニサキスという寄生虫がいる場合があるので、死滅させるため、24時間以上冷凍したものを使用します。
ねこまんま
工程が多いようにみえますが、やってみると切って混ぜるだけ! さらに、いかが捌けるようになると、料理の幅がグーンと広がります! ねこまんまの料理教室では、実際に一人1杯のいかを捌いてもらいますよ。
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