『やさしいおだし~作るのやさしい、身体にやさしい』名古屋のだしとうま味の料理教室ねこまんまです。
以前紹介した【レシピ】鯛のアラだしで炊く絶品!鯛アラ飯の、だしの取り方のレシピを詳しくお伝えしたいと思います。
魚のだしと言うと、クズ野菜などど一緒に煮出してスープにする「フュメ・ド・ポワソン」が有名ですが、和食に使いたいときは、野菜の香りや甘味がじゃまになってしまう場合があるので、今回は鯛のアラと昆布を使っただしを作りますね。
和風・鯛のアラだし
材料(鯛のアラ1尾分)
- 鯛のアラ・・・・・1尾分
- 昆布・・・・・・・5cm✕5cm
作り方
- 鯛のアラは全体にごく薄く塩(分量外)を振っておく。
- 鯛のアラはグリルに入れ、両面焼く
ねこまんま
皮の方は、特によく焼いて、皮をパリッとさせます🐾
- アラに付いた身を取り、骨と身に分ける(皮にウロコがついていれば、だしに使います)。
- 鍋に適当な水を入れ(だしの量は、料理によってあとで調整できます)。鯛の骨を入れ、火にかけてゆっくりと水から煮てだしを取る。
ねこまんま
30分以上煮ると臭みが出るので、その前に火から下ろします! 中骨はひと節ごと折っておくと、更によくだしがでますよ🐾
- 火から下ろしたら、昆布を入れ冷まし、キッチンペーパー等でこす。
この「和風・鯛アラだし」は、炊き込みご飯や煮物、お鍋、お味噌汁など、色々なお料理に使えます。濃厚だけど、上品で甘味のあるだしなので、味付けがあまり濃くないお料理のほうがオススメですよ。
普段は捨ててしまったり、スーパーの隅っこで半額になっていたりする「魚のアラ」ですが、実はとっても美味しいだしが取れる貴重な部分。ぜひ、お値打ちに極上だしを取ってみてくださいね。
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