『やさしいおだし~作るのやさしい、身体にやさしい』名古屋のだしとうま味の料理教室ねこまんまです。
美味しいお蕎麦が食べたい…。お家食べるざる蕎麦の麺つゆを手作りできたら、いつでもお店のような味を楽しめますよ。
難しそうに思える、「本返し」(だしや水で薄める前の麺つゆ、つゆの素)ですが、意外と簡単! さらに「本返し」は麺類だけじゃなく、色々な料理に使えます。また、手作りは余分なものも入っていなくて安心。ぜひ今年の夏は「本返し」作りにチャレンジしませんか。
ねこまんまの本返しはだし素材もタップリでうま味が凝縮されているので、美味しさも倍増です!
万能和風タレにもなる”本返し”
材料(作りやすい分量)
- グラニュー糖・・・・・75g
- みりん・・・・・・・・130g
- 薄口醤油・・・・・・・500ml
- かつお節・・・・・・・4g
- 干し椎茸・・・・・・・1~2枚
- 昆布・・・・・・・・・5cm✕5cm2枚
作り方
- グラニュー糖とみりんを火にかける。ゆっくり煮詰めていき、薄茶色になったら(カラメル状態になる前・目安として15分位)火を止めて、一呼吸おいてから(泡がグツグツなるので)醤油を鍋のフチから入れる。
- 再び火をつけ、沸騰する直前で火から下ろす(沸騰させない!)。
- かつお節、干し椎茸、昆布を入れる。
- ひと晩おいて濾し、保存容器に入れる。
ポイント
- 干し椎茸、昆布は洗わない。キッチンペーパー等で汚れを落とす程度でOK。
- 冷蔵庫で保管して、3ヶ月位で使い切りましょう。
- 3~4日おくと味がまろやかになります。
- 濾して残っただしがらは煮物や炒め物に使ってOK!
- 昆布は炒ってから使うと、とろみが出にくくなります。

旨味がギュ~っと凝縮!
本返しの使い方
- 麺つゆ⇒つけ麺の場合、3倍に薄めます。かけの場合は6倍~に薄めて味をみて調整しましょう。だしで薄めるととても美味しく本格的になります。
- 温泉卵のたれ⇒そのまま少々かけるか、少し水で薄めてかけます。
- 天つゆ⇒水で4倍に薄めます。
- お浸し⇒本返しを薄めて茹でた野菜にかけます。
- 卵黄の醤油漬け⇒卵黄を本返しにつけてひと晩置きます。ご飯にネギやすりゴマ、わさび等を添えて食べると美味しいですよ。
ねこまんま
使い方は色々!そうめんや冷や麦の麺つゆとしても大活躍ですよ! だしを知り尽くしたねこまんまのオススメレシピです🐾
やさしいおだし~作るのやさしい、身体にやさしい料理教室