2020-06-19

ブライニングで下ごしらえ〈だしの教室|名古屋〉

だしを知るとおいしい

ねこまんまは、おだしで優しい和ごはんが作れるようになる料理教室です。
だしってよく分からないしめんどうそう、でも気になっていませんか。
ねこまんまでは、おだしを知るとこんなに美味しくなるんだをお伝えしています。

◆初めましての方はこちらもご覧下さい。

ブライニングで下ごしらえ

お家にある調味料でできる「ブライニング」。それは、水に塩などを混ぜた「ブライン液」に食材を漬け込むだけで、食材をワンランクアップしてくれる下ごしらえ方法です。

ブライニングすると、お肉はパサつかず柔らかジューシーに。海老はプリッと弾力食感がプラスされます。また、下味をつけ臭みを取る効果も期待できますよ。

鶏肉のブライニング

鶏むね肉のブライニング

ブライニングと一番相性がいいのが「鶏むね肉」です。お値打ちでヘルシーだけど、火を通すとどうしてもパサパサ食感になる悩みを解決してくれます。

鶏むね肉は厚みが均等になるように観音開きにしておくのがいいでしょう。むね肉をビニール袋などの保存袋に入れ、1枚に対して、重曹(食用)、砂糖、塩をふたつまみと、酒(または水)を大さじ3入れて全体がなじむように揉みます。

鶏肉のブライニング

鶏もも肉でも同様に使えます

冷蔵庫で6時間〜ひと晩おいたらできあがりです(そのまま冷蔵庫で2日間ほど日持ちます。袋のまま冷凍してもOK。1ヶ月以内に使い切りましょう)。重曹と塩で肉質は柔らかくなり、砂糖の保水効果で、火を通してもしっとりジューシーに仕上がります。

蒸し鶏、バンバンジー、親子丼、唐揚げ、鶏ハム、照り焼きなどにどうぞ(⚠牛肉にはあまり向きません)。

エビのブライニング

エビのブライニング

お値打ちなエビや冷凍エビも、ブライニング効果で、高級なプリップリエビに!

まずはエビの下処理から。エビの殻をむき背わたを取り、ボウルに塩ひとつまみ入れ、ぬめりが出るまで揉みます。片栗粉と水を少々入れ、さらに揉み込み、水が濁ってきたら水で洗い流し、キッチンペーパー等で水気をしっかりと取ります。

次にブライニング。今回は、エビ200gに対して重曹(食用)、塩をふたつまみと酒(または水)を大さじ3を用意し、全てをボウルに入れて揉み込みます。

エビのブライニング

ラップをして冷蔵庫で1時間〜ひと晩おいたらOK。これだけで、臭みもとれて食感もプリプリになりますよ。エビチリ、エビマヨ、エビフライ、炒めものなどにどうぞ。

お値打ちな食材を見つけたら「ブライニング」で美味しい下ごしらえをしておきましょう。

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